この「掛軸」は、明治28年(1894年)7月から明治29年(1895年)3月の日清戦争に於いて、明治天皇が広島市に置かれた大本営にお掛けになり、日本の勝利を祈願された「掛軸」である。 「掛軸」には、中大兄皇子が蹴鞠の際に飛ばした靴を中臣鎌足が拾ったという逸話が描かれている。
「掛軸」は、嘉永3年(1850年)、徳川斉明が菊池容斎に描かせ、明治天皇の父君であった孝明天皇に献上した。(→)
明治維新の「維新」という言葉は、この「掛軸」に書かれた「仰維新(維新を仰ぐ)」より出たものである。(←)
また、乃木将軍の書簡、大正天皇直筆の書も展示されている。
他にも、宝物庫には、江戸時代に絶滅した「雷獣(テンの仲間)」のミイラや、即身仏となられた弘智法師の身代わりの木像、即身仏を槍で突いて狂死したといわれている男の頭蓋骨等、貴重な宝物が展示されている。(→)
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