・パットン将軍博物館(Patton Museum) 展示内容詳細はこちら
「パットン将軍博物館(Patton Museum)」である。(←) 第二次世界大戦中、欧州戦線に於いて活躍した米陸軍の司令官ジョージ・S・パットン・Jr.将軍を記念し、昭和24年(1949年)5月30日、ケンタッキー州ルイスビル郊外の「フォートノックス米陸軍基地」に創設された。現在の建物は昭和47年(1972年)から平成3年(1992年)にかけて建てられた。
「フォートノックス米陸軍基地」は大正7年(1918年)に米陸軍の基地として建設され、現在は米陸軍機甲部隊の基地として機能している。
また、「フォートノックス米陸軍基地」には「米国金塊貯蔵施設」がある。(←)
「米国金塊貯蔵施設」は昭和11年(1936年)に建設された、米国連邦準備銀行の保有する金塊を保管する場所である。映画「007/ゴールドフィンガー」(1964年・アメリカ)の舞台ともなった。現在、保管されている金塊の真偽に関して様々な憶測がある。
将来ここに新しい博物館を建設する計画が進められており、現在の展示は暫定的なものである。(詳細)
館内にはパットン将軍の個人的な装備品や所持品などの遺品、パットン将軍が使用していた公用車等が展示されている。(←)
展示品は多くはないが、パットン将軍のトレードマークであった、皮のジャンパーやヘルメット、特注品の拳銃等を観ることが出来る。(→)
米陸軍基地内にある為、管理は米陸軍の兵士が行っている。希望すれば色々と説明してもらえるようである。
以前、ここではパットン将軍の遺品以外にも、装甲戦闘車両約50両が所蔵・展示されていた。
現在、パットン将軍を初め、米陸軍機甲部隊に関する展示を行う新しい博物館を建設する準備が進められており、平成22年(2010年)9月、殆どの装甲戦闘車両はジョージア州の「フォートベニング米陸軍基地」に移送された。その為、現在ここで見学可能なのは屋外展示されている一部の車両のみである。(2011年5月現在)
・パットン将軍について ・屋内展示(パットン将軍の遺品) ・屋外展示(装甲戦闘車両)
ケンタッキー州北部のルイスビルの南、フォートノックスの「フォートノックス米陸軍基地」の敷地内にある。 ルイスビルはインディアナポリスから南に約180km(110マイル)、フォートノックスはルイスビルから更に南に50km(30マイル)の場所である。
シカゴから行く場合は、「州間高速道路65号線(Route 65)」を南に約300km(190マイル)行くとインディアナポリスに到着する。そのまま「州間高速道路65号線(Route 65)」で南に向かう。 インディアナポリスから約180km(110マイル)行くとルイスビルに到着する。
デイトンから行く場合は「州間高速道路75号線(Route 75)」を南に向かう。シンシナティを越えて「州間高速道路71号線(Route 71)」に乗換えて更に南に向かう。デイトンから約245km(150マイル)行くとルイスビルに到着する。
ルイスビルから「州間高速道路65号線(Route 65)」で南に向かう。 約50km(30マイル)行くと「102出口(Exit 102)」がある。ここで降りて「州道313号線(Joe Parther Hwy)」に入り、西に向かう。
「州道313号線(Joe Parther Hwy)」を15km(9.5マイル)程行くと「国道31W号線」との交差点があるので、ここを右折して北に向かう。
途中、右手に「米国金塊貯蔵施設」が見える。「米国金塊貯蔵施設」から2km(1.3マイル)程、「国道31W号線」に入って13km(8マイル)程行くと右手に「博物館」がある。
入場料:無料
開場時間:09:00-16:30(月曜〜金曜)、10:00-17:30(週末・祝日)
休館日:1月1日(元旦)・復活祭(Easter Sunday)・11月第4木曜日(感謝祭)・12月24日〜25日(クリスマス)・12月31日(大晦日)
HP:http://www.generalpatton.org/index.asp
電話:(502) 624-3812
(2011年現在)
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