マレーシア警察博物館(MUZIUM POLIS DIRAJA MALAYSIA)

クアラルンプール

クアラルンプールの戦跡
大東亜戦争におけるクアラルンプールの歴史
現地への行き方と現地交通情報(旅行情報)

「マレーシア警察博物館(MUZIUM POLIS DIRAJA MALAYSIA)」

「マレーシア警察博物館(MUZIUM POLIS DIRAJA MALAYSIA)」の概略および歩き方
展示内容詳細

「マレーシア警察博物館(MUZIUM POLIS DIRAJA MALAYSIA)」の展示内容

「四一式山砲」

四一式山砲 四一式山砲 中庭を更に進むと、日本軍の「四一式山砲」が展示されている。「四一式山砲」は明治41年(1908年)に制式化され、大東亜戦争全期間を通して主に歩兵連隊の支援砲として広く使用された。(←)

砲身の下に取り付けられている四角い筒は駐退復座機であり、発射の反動を砲身のみが後退して吸収する装置である。発射のたびに砲全体が後退して照準を合わせ直さなくてはならない旧式の砲に比べ、大幅に発射速度が向上している。(→)

四一式山砲 四一式山砲 口径は75mmで線条を見ることができる。馬6頭で分解運搬、馬2頭で牽引運搬ができたほか、歩兵による分解運搬も可能であった。この写真の山砲はマレー半島上陸作戦に参加し、スンゲイパタニ占領後はその地に防衛用として配備された。終戦後はスンゲイパタニ警察の所蔵品であったが、当博物館に寄贈された。(←)

マレーシア警察で使われた装甲列車である。(→)

「英軍大砲」

英軍大砲 英軍大砲 博物館の中庭にまず目に留まるのは英軍大砲の大正6年(1917年)製のTYPE HMW 38である。口径は50 1/2インチ(128.3mm)であり、昭和15年(1940年)に日本軍の攻撃に備えてスンゲイパタニに配備された。こちらもスンゲイパタニ警察の収蔵品であった。(←)

四一式山砲」の隣に置かれている英軍大砲である。「四一式山砲」より年代が古そうであるが、型式等詳細は不明である。駐退復座機のないタイプであり、発射速度は遅かったと思われる。(→)

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