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「戦車戦入門 <日本編>」
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戦車戦入門―日本篇 (光人社NF文庫)
新品価格 ¥840から
基本情報
著者:木俣 滋郎 出版社:光人社 光人社NF文庫 定価(税込):840円(2011年) 初版発行:1999年5月12日 日本図書コード ISBN-10:4769822332
書籍概要
日本陸海軍の戦車・装甲車(装輪式・装軌式)に関して概説した解説書である。
本書は、日本陸軍に於ける戦車隊の創設や国産戦車の開発に関しては冒頭に要約されており、内容の殆どは、満州事変・上海事変・支那事変・ノモンハン事件・大東亜戦争に於ける日本軍の戦車・装甲車の戦記である。表題には戦車戦とあるが、実際は日本軍の機甲戦の戦史といえるだろう。
戦記の殆どは陸軍の戦車・装軌式装甲車に関してであるが、海軍に関しても、昭和7年(1932年)の第一次上海事変に於ける陸戦隊の装輪式装甲車の記述がある。各戦記では、登場する戦車・装甲車に関する技術的な事柄も記述されてる。 本書に掲載されている地図・図面・写真は前半は文章の内容とほぼ対応しているが、後半になると一部は文章と無関係な図面・写真も掲載されている。また、本書の最後には日本軍の戦車・装甲車の要目性能表が添付されている。更に、本文中には部隊編成や部隊配置、出来事の日時なども割合詳細に書かれているので、資料としても利用価値があるだろう。 尚、表現に不自然な部分が一部見受けられるが、全体的には平易な文章であり、初心者にも読みやすい。
本書は、日本軍の機甲戦の戦記が1冊の本にまとまっているという点では、まさに表題どおり日本軍の機甲戦入門書と言える。 この本を入口として、必要に応じて他の文献を参照していくと良いだろう。
目次
序章 戦車発達の足跡・・・・・9P 第一章 大陸の騒優 @九二式重装甲車の登場・・・・・40P A上海の市街戦・・・・・54P B精鋭第一戦大隊出撃す・・・・・67P Cノモンハンの死闘・・・・・80P 第二章 日本軍の快進撃 Dマレー半島を南下せよ・・・・・92P E比島の日米軽戦車戦・・・・・111P Fシンガポール要塞陥落・・・・・125P Gチモール島の攻防戦・・・・・142P Hビルマ侵攻・・・・・156P 第三章 連合軍の反攻 Iガダルカナルの激闘・・・・・170P J中部ソロモン諸島の戦い・・・・・・184P K九五式軽戦車、ニューギニアへ・・・・・198P Lマチルダ戦車の追撃・・・・・211P 第四章 戦線の崩壊 Mタラワに現る水陸両用戦車・・・・・226P Nサイパン島の夜襲・・・・・240P Oビアク島の米軍を追い落とせ・・・・・225P Pレイテ島の日本戦車隊・・・・・273P Qルソン島、日米最大の戦車戦・・・・・301P R沖縄の小砲台・・・・・316P SB29基地を蹂躙せよ・・・・・331P 文庫版のあとがき・・・・・347P 日本戦車・要目性能表・・・・・348P
関連書籍
「遠い島 ガダルカナル」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・(第三章 Iガダルカナルの激闘 170P) 「烈日 サイパン島」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(第四章 Nサイパン島の夜襲 240P)
関連項目
「サイパン島(マリアナ諸島)」>> 「オレアイ海岸(サイパン島西部)」>> 「日本軍戦車(九七式中戦車)」
「九七式中戦車」 「九五式軽戦車」 「九四式軽装甲車」 「九七式軽装甲車」
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