・フォード自動車工場(OLD FORD FACTORY) 展示内容詳細はこちら
フォード自動車工場は昭和16年(1941年)10月にフォード社が東南アジアで初めて建設した自動車組立工場であった。しかし時代は戦争に傾きつつあり、工場は船積みされてシンガポールに輸送された英軍機の組立に使われることとなった。上陸した日本軍が島南東部のシンガポール市内に迫りつつある昭和17年(1942年)2月15日、ここフォード自動車工場で日英の司令官の間で降伏交渉が行われた。(←)
館内には二人の銅像がある。パーシバル司令官が細身の体型であるのに対し、山下軍司令官は堂々とした体格であった。 (→)
館内には当時の降伏交渉の様子を収めた写真が展示されている。(←)
戦争が終わり、1947年に工場は操業を再開したが、1980年に工場は閉鎖された。降伏交渉が行われた部屋も荒れ果てた状態であったが、建物は修復されて2006年に博物館としてオープンした。修復前の部屋の様子を収めた写真である。(→)
・降伏交渉の行われた部屋 ・銀輪部隊の自転車日の丸
MRT南北線ブキバトック駅(Bukit Batok)下車。駅の南側の線路と直角に交わるBukit Batok Centralを左折する。Bukit Batok Centralは左よりにカーブしていく。500mほどでBukit Batok East Ave.3との交差点があるので、ここを右折(東へ)する。
1kmほど進んだところのBukit Batok East Ave.6を左折してBukit Batok Nature Park方面へ。Bukit Batok East Ave.6を1.5kmほど進むとUpper Bukit Timah Rdに突き当たるので、そこを左折。500mほど進んだところに「OLD FORD FACTORY」の看板が見えてくる。
入場料:3ドル
休館日:なし
開館時間:09:00-17:30(月〜金曜)
12:00-17:30(日曜)
HP:
http://www.s1942.org.sg/s1942/moff/index.htm
(2010年現在)
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